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老化の原因は!?

細胞時計説/体内時計説/遺伝子プログラム説

人間の体を構成する細胞に寿命があるという考え方。
遺伝情報を担っている染色体の末端にテロメアと呼ばれる部位がついています。
これは、細胞分裂の際、遺伝情報を正しくコピーして受け渡す働きをしているのですが、分裂するたびに短くなっていき、ある程度まで短くなると分裂をやめて自壊します。
したがって長さ自体に個人差はあるものの、一般的に大人よりも子どもの方が、テロメアが長いということになり、細胞分裂ができなくなれば必然的に人体の活性は失われるため、結果としてこれが老化のサインとなってきます。


内分泌説

私たちの身体の中には様々な種類のホルモンが存在し、無意識に私たちの体内機能を調節してくれています。
その中でも年齢と比例して分泌量が低下するホルモンが存在します。
その代表的なものとして代謝のコントロールに関係する「成長ホルモン」、睡眠に関係する「メラトニン」、男女それぞれの生殖に関係する「性ホルモン」などが挙げられます。
実際、「加齢」と「ホルモン分泌の低下」の因果関係についてはまだ定かではありませんが、ホルモン分泌の低下が身体に何らかの影響を与えるということは確かです。
ホルモン…特定の組織や器官から分泌され、体液と共に体液を循環し、特定の組織に変化を与える物質


DNA損傷説

生命の設計図であるDNAが活性酸素や紫外線などの刺激により損傷し、修復される前に細胞分裂してしまった場合、劣化したまま間違った情報が受け継がれてしまいます。細胞分裂は生命活動を続ける限り繰り返し行われるため、これまで発生した損傷・劣化した情報が蓄積された結果、老化につながるといわれています。
遺伝子:遺伝情報の最小単位(概念)
ゲノム:特定の生物が持つ、すべての遺伝情報(概念)
DNA:遺伝情報が書き込まれた物質(モノ)
染色体:DNAが折りたたまれて太短くなったもの(モノ)です。


活性酸素説

酸素は生命活動に必要なエネルギーを生み出す際に体内に取り込まれますが、使われなかった一部の酸素が「活性酸素」となり、細胞を酸化させます。
酸化とはいわゆる「サビ」のこと。サビついた細胞が正常な働きができなくなると、老化が進行してしまいます。また細胞の酸化はDNA損傷の原因にもなり得ます。
そしてさらに活性酸素を発生しやすくする環境が、現代の私たちの周りにはたくさんあるのも事実ですが、主な原因は毎日の生活習慣ともいえます。
紫外線に当たること、ストレス、喫煙や大気汚染の環境、また脂質の多い食事や、添加物の多い食生活も活性酸素を発生しやすくする原因となるのです。
また最近では老化の原因の一つとして「糖化」が注目を集めています。
糖にはタンパク質とくっつく性質があり、これを「糖化現象」と呼びますが、この糖化の最終段階の物質が「終末糖化産物(Advanced Glycation End-products)」と呼ばれるもので、この頭文字をとってAGE、つまり「糖化」として問題視されています。
とくにAGEは高血糖値、高脂血症、高血圧など、つまりメタボの三大要素すべてに関係があり、糖分のメタボリズムとそのコントロールはこれからの重大課題です。
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